鶴の一声

靏繁樹が日々考えたことや思いついたことを徒然とかきます

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想定外

   

 昨日は、午後から2組のお客さん。販売する会社と、仕入れる会社。
昔は、販売先に頭を下げてお願いする。仕入れ先からは頭を下げてお願いされるというのが普通の構図だった。
 しかし、我々の世界、農産物を加工販売する会社は、両方に頭を下げてお願いする時代に入っている。
つまり、農産物の国内生産量は減少の一途を辿っているのだ。
 おそらく、国民が思っている以上に減少するだろう。
野菜工場とか魚の養殖といったものも進んでいるが、全国の農家や漁業の衰退は、それをはるかに上回り、価格も上昇することになる。そうなれば、もう一度農家をやってみようと思う人も出てくるかもしれないが、荒れた農地を再生するのは並大抵のことではない。
 20年先の日本人が、戦後のような開拓を出来るとは思えない。

 昨日の午後は忙しく、その後に銀行関係の勉強会の後援会が開催された。
結構、テレビの露出もある有名な講師で、内容は北朝鮮と、対峙するアメリカ、韓国、日本、そして中国の話。
北朝鮮が盛んにミサイルや核実験で挑発しているが、本当にやることがあるかないか。
 もしも、そうなったとき、韓国やアメリカの先制攻撃がありうるのかの話。
 
 近年、わが国でも、人を殺傷したり、バラバラにしたり、自爆したり、関係ない人々を大量に殺戮したり、海外ではテロが頻発する。
 歴史的にも、日本が終戦時に、死ぬとわかっていて特攻として敵の戦艦に体当たりした事実もある。
人は、理性より感情が勝る場合も少なからずある。
 北朝鮮が、やけっぱちでやってしまうことが無いとは言い切れない。
平和ボケした日本は、恐らく、そんなことはないと信じながら、着弾するのを待つだろう。
平和なことが一番いいのだが、平和を維持することは、危機感を失わないことだ。

 - 政治経済, 社会, 経営, 農業

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