3「と」狂想曲
東京五輪・豊洲移転・富山市議会と、「と」で始まるこれらの問題で、ここ数日は、どの番組を見ても同じことを言いあっている。
何もわかっていない連中までもが、わかっているようなことを言う。
少々飽きてきた。どうせ1月もすれば、メディアも取り上げなくなってしまう。
実際は、その程度の問題。富山の問題は、今に始まったことではない。あの号泣会見も全く同じ内容。
恐らく、国民の誰もが、この問題は日本中の議員に蔓延していると思っているはず。
やりっぱなし、貰いっぱなしの金だから、返したくなくなるのはわかるが、何せ、みんなのお手本となるべき人たちがやるのが情けない。初めからお金目的で議員に立候補しますと言ってくれたら分かり易い。
いっそのこと、やりっぱなしにするか、申告後払いのどちらかにした方がいい。
まあ、自分たちで決めるのだから、都合のいいようにしか決めないだろうな。
豊洲は、現状で問題があるなら、それを解決する工事をして、いい加減に前に進めたがいいと思う。
もしも、決定や変更などの過程で、汚職などが行われているとしたら、それは究明すべきだが、工法と説明不足の問題なら、総括して次に進める方が、税金の二次災害を軽減できる。
東京五輪は、誰が考えてもお金かけ過ぎ。
どこでも、行事や建設などをやるときは、きちんと予算を立て、会社なら自社でやれる限度というものを守るはず。
守らなければ、会社なら当然倒産する。家計も破たんする。
どうも、政治家さんたちには、その観点が欠如しているように思えてならない。
結局は、自分が稼ぎ出したお金でもないし、自分のお金でもない。だから役人根性と言われてしまう。
その限度の中で、工夫する、知恵を出してこそ、本当にいいものが出来る。
今までの国有会社の立て直しと同じように、やっぱり、司令塔には経済人を据えなければ、無理!!
こんな時に、あれだけ居る国会議員や都議の無能さを我々は思い知らされる。