ある光景
長男の結婚式が終わり、多少気抜けした状態で、GW残り2日間を過ごした。
昨日から、仕事だが、やはり長年仕事人間になっていると、仕事をしていない時間が長くなると体調がおかしくなる。
別に、身体を動かす仕事でもないが、仕事している方が食欲も出る。
人間は、動物のように寝たり起きたりして過ごせるものではないようだ。
今回の結婚式では、新たな発見というか、分かっていたが嬉しい発見もあった。
私には、今度結婚した長男の他に、三十路の娘と、2人から年の離れた次男がいる。
結婚式には、既に90歳を超えて施設に入っている母も、車いすが必要な、妻の両親にも出て貰ったが、その二人の子供が、お酌に回らなければならない私や妻に代わって、母の食事の世話や、介護を一生懸命してくれていた姿を見て、そんなに偉くならなくても、本当に優しく育ってくれたなと有難かった。
子供たちは、3人とも自分の損得無しに、人の為に動く。それは妻がそうだからだと思う。
式から、帰った後も、妻の両親の食事の事も気になっていたという話を聞くと、やはり、子供の精神教育には、田舎や実家のおじいさん、おばあさんが必要なのかもしれない。そしてそう育ててくれた妻に感謝したい気持ちになれた光景だった。
その代り、経済観念がないというか、欲がないというか。まあ、両方を得ようとするのは欲が深いか。
親としては、経済的にしっかりしてくれると助かるのだが!!
鶴の恩返しは、当面期待できないようだ(笑)