鶴の一声

靏繁樹が日々考えたことや思いついたことを徒然とかきます

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地震災害 備え

   

 4月21日、昨夜から纏まった雨が降っている。
今回の地震は、時期的には真夏でも真冬でもなく、避難民にとっては不幸中の幸いだったが、そのために仮設住宅などの決断が遅れた可能性もある。
 今朝のニュースでようやく仮設住宅の検討がされたことが載っていた。
災害復旧の天敵は雨だ。雨が降るのと降らないのでは、復旧工事の進み方は2倍違う。
 それに、地震の場合は、余震だ。
多くの避難者が屋外や避難所、車の中に止まっているが、その中の大半は、家屋が壊れているのではなく、余震のために、怖くて自宅に戻れない人達らしい。避難者9万人の内、倒壊や半壊のために帰れない人は、3千人未満と思われる。
 とにかく地震が終息したという確信が持てる状態になることが一番待たれる。

 今回の地震で、再認識したのは、このように日本で地震が頻発してくると、やはり普段からの備えが必要だということ。
自宅の立地を調べておくことや、必要ならば家屋の補強をする。簡単なところでは、多少の揺れでも物が落ちたり倒れたりしないような対策をとっておく。
 今から一戸建てを造るんだったら、裏に山がある箇所や新しい造成地は危険。建物は地震に強い構造が一番いいが、せめて一部屋だけは鉄骨などを入れて押し潰されないような頑丈な部屋を作っておくとか、瓦も工夫するとか。

 大きなお金のかかることは簡単には出来ないが、簡単に出来ることもある。
それが、被災した場合の備えだ。
 とにかく、寝所の取り出しやすい所に、最低10日分程度の最低限必要なものを保持しておくこと。
ヘルメットと寝袋と大きめのリックサックかスポーツバック。
 中には、カンパン2袋・缶切り不要の肉類魚類の缶詰1人20缶。ペットボトルの水2リットル。チョコレートや野菜ジュース少々。とにかく火を使わずに食べられる食品は必需。
 キズテープや消毒液、包帯。懐中電灯と電池。携帯ラジオ。トイレットペーパー2巻。薄手の防寒着・軍手・呼笛・ホーク・ナイフ・ホッカイロ・厚手の靴下。このくらいは1袋に入ると思うが、これだけあれば10日間は助けがなくとも生きられる。
 1年に1度くらいの期間で食料は更新すればいい。多少無駄が生じても命より安い。

 - 社会, 雑記

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