鶴の一声

靏繁樹が日々考えたことや思いついたことを徒然とかきます

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喜寿の祝い

   

 先日、ある後輩で会社の社長から親父つまり会長の喜寿のお祝いをしたいので、発起人になってほしいと相談があった。
私は、その後輩はもちろん親交があるし取引もある、それより会長とも30年以上の親交があり、何と言っても好爺なのだ。
 だから、二つ返事で引き受けた。
喜寿と言えば77歳。
とても77歳には見えない。まだ、会長として仕事も頑張っているし、休日にはハーレーダビッドソンを乗り回す。
 奥さんと二人三脚で、何もないところから商売をお越し、今の会社を築いた。
その相思相愛の奥さんを数年前に亡くされたが、今はまたガールフレンドも出来て、元気も戻ったのは大変喜ばしいことだ。
 
 今は、ニコニコとして優しい雰囲気だが、若いころはヤクザも道を空けるという元気者だったらしい。
今でも、その名残は残っているが(笑)
 内々でという希望だったので、極近い友人だけ集まって貰ってお祝いした。
最後は、喜寿のお祝いも忘れて、ただの飲み会になっていた(笑)
 この70歳後半から80代の人たちが、日本人の中では、今の若い人よりバイタリティかある。
やはり、戦後の大変な時期を乗り越えてきた人たちは、体力も根性も精神力も精力も違う!!

 私が77歳になった時、心身ともに、こんな元気でいられるだろうか。
今、50代から60代の人達が周りで亡くなってる。
 殆どが、癌・脳梗塞だ。一番の原因はストレスと言う。
人間、どんなに学校の成績が良くて、いい大学を出て出世しても、病気になったり死んだら、それも生かせない。
 それより、77歳の会長のように、学校の勉強はあまり出来なくても、身体は丈夫で、気合で生きて、自分のやりたいことをやって、結果として子供や友達にお祝いしてもらえる日を迎える。
 私も、そうありたい。

因みに、お祝いで身に着ける頭巾と羽織は、60歳の還暦は赤色、77歳の喜寿が紫、88歳の米寿が黄色、100歳の白寿が白色となる。
 
 

 

 - 雑記

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