週刊誌
我が国のメディアには、この頃、ちょっと幻滅を感じる。
一番が週刊誌。勿論商売と割り切ってしまえば、興味をそそることを書いて、買って貰えばそれでいいと言われれば、それまでのこと。
しかし、週刊誌にも、社会の出来事や事件を知らせる報道という役目があり、一面では公務的な役目も背負っているはず。
それだけ、書いた記事によって、不特定の人に影響を与えるものだから。
それが、何時からかわからないが、とにかく芸能人のみならず、政治家や企業のこきおろし記事。国の政策も、マイナス面ばかりを取り上げて、不安を煽る。
下ネタ記事や行き過ぎたヌード写真ばかりが氾濫する。
そんなに、社会の不安や負の部分ばかりを書き立てないで、世間が明るくなるようなことももっと書いて、成人向け限定誌でないのなら、青少年が読んでも、許容範囲の内容にして貰いたいものだ。
以前は、出張の飛行機の中や汽車の中で読むのは、売店で買った週刊誌と決まっていたが、この頃は、それも無くなった。
掲載内容によっては、少年の犯罪さえ誘発しかねないものもある。
掲載された人が、人生を失ったり、死に至る場合だってあるのではと思うことさえある。
しかし、世の中は、表現の自由だ!
そう言いながら、自分の子供がそれを見ていたら駄目だと取り上げる。
ちよっと飛びすぎかもしれないが、表現の自由、言動の自由を言いながら、どうして尊厳死はダメなのか!!