鶴の一声

靏繁樹が日々考えたことや思いついたことを徒然とかきます

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異常気象2

      2016/03/02

 当たり前になりつつある異常気象。だから、以前にも書いたかも知れないと思って2をつけた(笑)
異常気象、その代表がこの冬の波状寒波だ。とにかく暑くなったり寒くなったり、その差が激しく、しかも短期間で変わる。
 今年の衣類は、冬物も春物も売れないと言う。
寒くならないから、冬物を買わずにいて、急に寒くなったから買う気になりかけていると温かくなるので待つ。
 暖かくなり始めたので、春物でもと思っていると急に寒くなり、思いとどまる。結局買わない。

運送業なども、寒波による大雪で大変だったようだが、一番、影響を受けるのは、やはり農産物。
 まず、近くでは長崎特産のびわが全滅に近い被害。
マイナス3度以下が7時間以上続くと壊死するとのことで、本来ならば、まだ被害を受ける時期ではないのだが、年内の気温が高く、早く生育して実をつけていたばかりに大被害となった。
 熊本名産のデコポンや甘夏も、雪の害で、実の中の水分が抜ける被害が出そうだということ。
葉物などは、その場で被害が出て、今まで丹精込めて育てた野菜が、一瞬で無に帰した。
 大切に育てた子供を、事故で亡くした気持ちと言っていたが、その喪失感は計り知れない。

どんなに科学が進歩しても、地球を取り巻く自然環境にはかなわない。
 我々は、太陽や水のエネルギーを生活に利用しようと努力している。
それは、すばらしい事なのだが、自然は一度怒らせるととんでもない被害が出る。
 人のエゴで自然を変えるのではなく、自然と共生すると言うことをもっと考えるべきだ。
人の欲が作り出した地球温暖化は、北極の氷を融かし、オゾン層に穴を開けてしまい、今、寒波の波状攻撃で反撃を受けている。

 - 社会, 農業, 雑記

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