銃規制
先日、オバマさんがアメリカの銃所持規制を訴えていた。
銃は元より、刃物の所持さえ規制されている我が国には、アメリカ国民の規制に対する反対の多さに違和感を感じるはず。
しかし、それは両国の成り立ち、歴史の違いだろう。
日本も、江戸時代までは、武士は刀を所持していた訳だが、それは武士が今でいう兵隊と同じ立場だったからで、明治になって、ちゃんとした軍隊や警察が出来てからは、廃刀となった。
一方、アメリカは、元々アメリカ大陸と言う先住民のいた荒れ地に住み着いて、いつ誰が襲ってくるかわからない歴史を歩んできた。DNA自体も、日本人のような草食系とは違う。間違いなく戦いを好む人種だ。
だからこそ、今でも、世界の警察と自負して、あちこちで戦っている。日本人なら、すぐ親が止めるし、本人も逃げ帰る、かも。
そんな歴史が、銃は、当たり前に所持しているものとなっている。
徴兵制度があり、訓練や戦地で当たり前に銃を使うし、残された妻子は、自分で身を守らなければならない。それも少しはあるかも知れない。
日本の感覚では、泥棒よけに、バットを1本置いているようなものだろう。
だから、これだけ毎年、銃による犠牲者が出ても、まだ規制ができない
北朝鮮やイランに、核は持つなと言いながら、自国は核をもっているというのも・・・
とにかく、ようやく銃規制の問題が、大統領から提起されたのは喜ばしいことだ。
反対する人々は、自分の妻や子供が銃の犠牲になっても、やはり規制反対と言い続けるのだろうか。
撃退用なら、ショックガンやエアガンなど、殺傷能力の低い、連射性のないものに限定したがいい。差別も無くさねば。