半分真実半分宣伝
物の美味しさや値段には理由がある。
安全安心や美味しさにはコストがかかる。
弊社では、九州旬食館というブランドの果実のゼリーを製造販売している。
私は、自称その宣伝部長!!
自分の販売する食品が、安全で安心で美味しいものなら、自信を持って宣伝できる。
一時期、多くのメーカーや販売店、レストランが産地偽装で世間を騒がしたが、自信が持てないものを人に勧めるのは可愛そうだ。だから、私は胸を張って、今日のブログは宣伝ブログ。
これから先は、宣伝(事実なのだが)のために丁寧語で。
今、国内で販売されている加工食品の多くの原料は輸入物です。その中でも、当然生産量からも中国産が圧倒的に多い訳です。
その理由は、1、輸入物の方が格段に安く手に入る。2、国内にそんなに原料がないし簡単には入手できない。3、国内ではアイテムを揃えるのに、それだけの種類が揃わない。
例えば、びわゼリーを例に取れば、国産で作るものと中国から仕入れた場合は、1個の価格が約3倍の価格差になります。
高くても、安全で美味しいものをと思っても、希少な原料ほど、昔からの信頼取引で仕入れができるもので、中国ものが急に敬遠されるようになったからと言って、急に国産びわを仕入れられるものではありません。
ただ、残念なことに、海外で最終製品まで作って輸入した物には、その国の国名が記載されていますが、海外で一次加工をして輸入し、国内で最終製品を作ったものには、その原料産地国名の記載義務はないのです。
だから、よく長崎のサービスエリアなどで売っているびわゼリーと比べて、おたくのびわゼリーの価格は何で高いの?と言われますが、もともとの原料が違うのです。
農家のコストも全く違います。日本では農薬などの規制も厳しく、袋掛けや栽培方法で全くコストが違います。
それに、日本の場合、同じびわでも、糖度や形態などを分別して出荷しますが、中国はびわはびわなのです。
でも、長崎でびわゼリーを売っていて、表示が無ければ当然、消費者は長崎産のびわと思って買うでしょう。
見分け方が無いわけではありません。びわに限らず、桃でもみかんでも、本当に国産なら、国産とか長崎産、熊本産とか必ず記載します。産地の記載がないのは99%輸入原料と思っていいと思います。
輸入原料が悪いと言うわけではありませんが、元々の価格が違うものを、消費者が勘違いすることを期待して販売することが良くないと思うわけです。よくあるのが長崎名物とか長崎みやげとか。
そこで、宣伝です。
殆どの市販のゼリーは、加工した原料を輸入して製品化していますが、弊社の「九州旬食館」のゼリーは、生の原料をJAから直接に仕入れて、自社工場で最終製品まで作り上げています。そういうメーカーは国内でも数えるほどしかなく、しかも夕張メロンなどの単品は出来ても、何種類もは出来ません。
弊社はかねてより、これからは益々国内農産物の入手が難しくなると思って、産地との信頼関係を重視してきました。その為には場合によっては赤字を出しても価格保証や引取り保証をしてきました。だから産地も頑張って応えてくれます。
そのため、デコポンやタンカンゼリー、そのまま身の入ったメロンゼリーなど、日本で弊社しか作れないものもあります。
ただ、量販品と比べてて価格が高いため、なかなか量販店では扱ってもらえないため、高級スーパーや百貨店以外は、通販での販売しかないと思って進めています。逆に海外に認められて輸出を始めたものもあります。
「一度死んだ人が、弊社のゼリーを食べて生き返った」という話はありませんが、今までゼリーは嫌いだったと言う人が、弊社のゼリーを食べて好きになったとか、病気の人がこれなら食べますという嬉しい例はあります。
よく、別物という言い方をしますが、量販されているゼリーとは、中身も味も確かに別物と思っています。
そうではなかったと言う人がいたら、私の責任で、返金しないで、もう一箱送ります(笑)
注文される場合は「鶴の一声」を読んでと言ってもらえれば、更にサービスします。年内まで。