株安・円高
昨日の国会審議で、また野党の誰かが、今回の株安に触れて、アベノミクスの限界だとか失敗だとか言っていた。
本当に、このところの国会議員の程度の低さには呆れる。
もちろん、野党だけでなく与党も含めて。
しかし、今回の株安、円高、なんでそんなに慌てふためくのか。
考えてみれば、3年前は株価は、今の半値以下!円も5割も高かった。
株価が15000円超えたら、みんな喜び、円が80円から100円超の円安になるとアベノミクスを歓迎していた。
それが、今、安くなっても株価は18000円を超え、円もまだ120円近い。
円は、110円でいいと言っていたのに、人間の欲は限りないし、ついその気になってしまうものだ。
株式投資には2種類あって、本当に必要でその会社の株を長期的に保有するために取得するものと、売買差益目的に短期で売買するもの。今、ブツブツ言っているのは、ほとんど後者。
特に著しいのが、株式市場の歴史が浅く、成熟していない中国。
日本の投資家は理解しているはずなのに、人間とは、本当に利己的なもので、本来、株式投資というものはリスクのあるもので、儲かる損するは自己責任なのに、いい時は自分の判断力、悪くなれば他人の所為、政治の所為にしていまう。
今回の株安は、ずっと言ってきた中国のバブルが少し壊れかけたもの。
ずっと膨張し続けるはずはないし、勢いがなくなったと言っても、まだ国としては日本の成長率より高い。
更に、日本の企業成績は上昇しているし、経済も改善している。それは間違いなく今の政権の政策が寄与していることは、自民党派ではなくてもわかること。
戦争でも、経済でも、人間の心理によって、とんでもない方向に行ってしまう。
不安心理というやつだ。勝手に心配して、慌てて、余計なことをして結果的に悪循環を生む。
恋愛も一緒だ! 相手を信頼することも大事。