鶴の一声

靏繁樹が日々考えたことや思いついたことを徒然とかきます

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投稿100回目

   

 お盆休みは、ブログもお休みした。
盆休みと言っても、田舎の、いわゆる後継ぎと呼ばれる長男は、仕事は休みでも、心身は安まらない。
 何と言っても、墓所掃除から、我が家の掃除、盆客の用意から接客。終われば親戚参り。
飲んで、ついに伸びた時の高校野球くらいが、つかの間の休息。
 まあ、しかし、こんなのらりくらりのお盆も、やがて日本でも見られなくなるかもしれない。そう思えば貴重なのらりくらり。

 あるお坊さんが描いた書に、「人生の前半は集めるだけの半生。後半は捨てていくだけの半生。捨てるほどに軽くなる。」
そう書いてあった。
 確かに、そうだな。
へたに、金も資産も大切に欲張って、いつまでも持とうとするから、心身ともに重い。
心配も多いし、周りにも気を使うことになる。
 いっそ、全て残すまいと思えば、気は楽になり、周りからも喜ばれる。
それを邪魔する、欲望や不安。それを捨てることができるのが悟り。無こそ平安。

 しかし、早くから悟ったように、欲のない人生は意味がない。
人に生まれたからには、もって生まれた欲望に従い、出かけたい、買いたい、恋したい、冒険したい、食べたい、何でも出来る限りのことはやってみて、全部やりきって、悟るのはその後でいい。
 私も、まだ、悟りたくない。あと7年!!別に意味はない。
 
 
 

 - 信念, 社会

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