鶴の一声

靏繁樹が日々考えたことや思いついたことを徒然とかきます

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中国崩壊

      2015/07/30

 ちょっとこれは大げさ! 習さん、ごめんなさい。
中国の上海市場で株が暴落している。
いずれ、こうなることは明白だった。
応急措置で、金を市場に出したり、取引停止にしても、一度疑心暗鬼になれば、焼け石に水!

日本のバブル崩壊と全く同じ。
 中国に行って、中国の人々と話すと良くわかるが、とにかく、皆さん完全に土地もマンションも給料も株も、全部上がるとしか思っていない。日本もかつてそうだった。
 自分の給料では、とても買えるはずがないマンションを借金して買う。
どうしてかと尋ねると、必ず数年後には相当上がるから、売買差益で更新していくと言う。
事実、そういう時期があった。ほんの少し前まで。

 例えば、マンションでも少しでも下がり始めたら、それが出来なくなるから、売るしかない。売るしかないけど、売るとなると、そして買う人がないと安く売るしかない。売り相場で連鎖的に下がっていく。
 株だって、今の相場みたいな価値はないし、それで確実に売れる保証もない。
株は、売る人がなくて、買う人がいれば上がっていくが、マンション同様、一度下がり始めたら大変だ。
 今の日本株ほどの、増益や資産評価、開発力などの裏付けもなく、ただ、ブームで上がってきたから、たちが悪い!

中国が、これまで発展してきた要因。
安い賃金で外国企業を誘致してきたこと。
若い労働者が大勢いたこと。
海外から、自国で工業化できない後進国で、取り組みやすいと思われていたこと。
元が安く、海外からの呼び込みや輸出に有利だったこと。
袖の裏で何でもできていた。
これが、ことごとく崩れた今、ただ、国民数が多いというだけでは経済は持たないだろう。
おまけに、国金を研究開発に回さず、必要以上に回収できない軍備に金を投資している。

しかし、敵対視している中国のことと喜んではいられないのが今の日本経済!!
期待し過ぎ、頼り過ぎ、やり過ぎ、過信、やはり過ぎたるは何でもいけない!

 

 - 政治経済, 社会, 経営

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