我が身と他人事
2015/07/30
今朝のテレビで、イギリスで同性愛者の結婚が法律で認められたというニュースが流れていた。
それに関連して、日本の同性愛者や性的障害を持つ人、国会議員の討論会の様子も流れた。
私は、生まれながらにして、自分の性を受け入れられない人がいること。または、何かの事件をきっかけに異性を受け入れられなくなった人というのは理解できるし、世の中も受け入れるべきだと思う。
ただ、異性同士の結婚を法律で認めるということに対しては、違和感を感じずにはいられない。
他人が、テレビの中で、そういう話題になっているのは、他人事として、別にいいじゃんと簡単に受け流すかもしれないが、自分の息子や娘だったら、どうだろう。
テレビでみるように、あっそうなの!で済ませるだろうか。
地球上の生物、特に進化した動物ほど、雌雄一対で存在し、人であればその男女一対が一緒になって、子孫を残していくのが、別に決められたわけでもない人間が人間として暮らし始めてからの生態だ。
生き物は、成長を続けると自らの変化によって自滅していくという話を聞いたことがあるが、我々人間も、この先どんどん賢くなって、異性より同性を好む・結婚をしない・子供をつくらない、そういう人が増えながら、やがて消滅していくのだろうか。
ただ、病気や障害と呼ばれるものは別として、自分たちはそれで良くても、先祖が苦しい時も、戦争でもつないできた子孫への夢や愛は、生まれるべき子供たちは。。。
ある学者が言っていた。
産みたくない人、生まれにくい人がいる反面、世の中には、愛情の強い人や、多産系の人も多い。結局は、そういうDNAを持った子孫が生き残り、カバーしていくことになると。確かに理屈だが、そんなに楽観的でいいのだろうか。