ロボット
東京での会議に合わせて、ビックサイトで開催されている国際食品工業展を見に行った。
今回の目的は、今後の少子高齢化における人手不足対策としての省力化。
いつもながら、ビックサイトというだけあって、入り口から展示場まで遠い遠い!
しかも広い!!
その広いスペースに、会場狭しと各社のブースが並んで、機械設備のデモをやったり、説明したり。
見て回ると、本当に今、機械でできないことはない!という感じを受ける。
ケーキでも、どら焼きでも、団子でも、寿司でも、なんでもロボットが作る。
何でも包む。何でも印刷する。何でも量り、何でも選別する!
まず、コンピューターに物の形や色などを認識させ、カメラでとらえたものをコンピューターが瞬時に解析してロボットアームが作動する。
しかも、人は勘違いや間違いを起こすが、機械は指示されたことを、正確に長く続けることができる。
異物混入で問題になったような不必要なこともしない。
初期投資は必要だが、会社として、このロボットには昇給もボーナスも要らない、ユニフォームも要らないし、有給休暇も要求しない。社会保険もかけなくていい(笑)
例えば、3000万円の設備で、3人の省力であれば約3年で取り返す。
ただ、確かに、まだまだ、人にしかできないデリケートな作業はある。機械でできるところは機械で、人は、その人にしかできないところをやればいい。
機械は、多少暑い寒いところでも感じないので、人が仕事をする箇所にエアコンなどの快適環境を提供すればいいから、設備の合理化にも繋がる。
昨年なかったものが、今年は出品されており、この分野の進化を目の当たりにすると、本当にこの先、プラスマイナス、世の中は大きく変化すると思わずにいられない。
しかし、その機械を作るのは人間、使うのは人間、維持管理するのも人間。
そういえば、その設備を分解したり掃除したりするロボットもあった!!