776 自粛解除後のコロナ
新型コロナウイルスによる感染病は、3月後半から4月前半にかけて発生のピークを迎え、その後は、外出自粛や外食、イベント、飲み会などの自粛。それに海外は元より、県外への行き来も控え、消毒やマスク着用、人との間隔、出勤や登校などに至るまで、かなり神経質に取り組んだ複合的な成果で、新規感染者は急速に抑え込まれた。しかし、感染者がゼロになるまで、または特効薬やワクチンが開発実用化されるまで自粛していたら、我が国の経済は崩壊してしまう。キズが深ければ深いほど、遅れれば遅れる程、立ち直りは遅くなる。
そこで、とりあえずは沈静化したと思われる発生状況や医療環境を勘案して、自粛解除がなされた。もちろん、47都道府県で、発生内容には大きな差があり、東京都やその周辺の関東地区と大阪府、北海道、福岡の北九州を除いては、発生が無い、または無いに等しい状況。このところの発生の中身も、クラスターと呼ばれる特待施設内での集団発生で、発生者数が積み上がっている。その代表的なものが、ホストクラブ・キャバクラ・カラオケ・病院・高齢者施設、そして、その感染者の家庭。特に取り上げられているのが新宿歌舞伎町。東京という街は、命がけで女性に会いに行く(または男性に)寂しがり屋が多いのだ。
解除後に、地元の居酒屋に行ってみると、入り口までは、みんなマスクをしているが、中に入ると、マスクは邪魔になるし、ソーシャルディスタンス、つまり客と客、店員と客の間隔は、一気に縮まる。もちろん、飲めば話も弾むのは当然の成り行き。これを取り締まったり、店や客同士で是正したりすることは、まず難しい。
店も、消毒や席の間隔は努力してもらいたいが、結局は自分で自分を守るしかない。もちろん、元々、日本の各地から発生したものではないから、感染の無い田舎町などで、都会や外国からの感染者が持ち込まない以上、感染することはない。だから、まだまだ、出来るだけ地元で飲食をして、なるべく地域外に行かなければ、感染リスクは抑えられる。いつまでも、地元限定と言うのは厳しいのが、旅行も当面は、せめて県内で我慢する。各県では、宿泊施設の応援に県内旅行社への平均5千円の宿泊料補助が始まっている。8月1日からは県外の宿泊についても、国が1泊2万円の補助を決めた。もちろん我々の税金だが(笑)。利己的と言うか、防衛的な考え方で言えば、県外に旅行するなら、感染が無い、または収束した観光地を選びたいものだ。
感染者は、自粛解除されたと言えども、これから暫くは全国で50人前後の新規感染者は続くだろう。まだ、解除されたばかりだから、これから増える可能性も高い。100人前後で推移する可能性もある。ただ、日本のこの数字は、海外諸国と比較すると、格段に少ない数字。アメリカや西欧、未だに増え続けているブラジルなど、1ケタ違う。
本来、我が八女ロータリークラブでは、今年、八女からブラジルへ交換留学生を送り、ブラジルからも受け入れることになっていた。それが、このコロナの影響で断念することになってしまった。本人はそれなりの準備をし、夢と希望に溢れ、まだ、半分以上は行きたい気持ちがあったようだが、コロナの感染増加が顕著なブラジルと言うことで、流石に家族も大事な子供を、死の可能性のある病気が蔓延している国で1年間を過ごさせる選択はできなかったと思う。受け入れについては、まだ、今後の状況次第だが、相応の検査をすれば、先方からすると、日本はコロナに対しても最も安全な国と言う認識があるようだ。
新型コロナは、このように、突然に自分の人生を狂わせるような出来事。彼は、夢を持ち続ければ、これからも自力で海外に行くチャンスはあるだろうが、会社が倒産したり、商売を止めざるえない人。仕事を失った人。命さえも失くす人もあるだろう。それからすれば、被害は受けても、何とか復活できる影響で済む人は、運が良かったと思って仕事に頑張ったり、本当に困窮している人を出来る範囲で応援、支援して欲しいものだ。こういう時も、田舎の方では、困っている人の状況が身近に分かるが、大都会では、誰が困っているのかさえ分からない。
一昨日の夜から発熱が続く。抗がん剤を打った4日目から6日目くらいが毎回熱が出る。しかし、その割には、投与の翌日と昨日も飲み会(笑)。熱が出たら冷えた生ビールの糖質ゼロという優れものがいい。
海釣りと血糖値で1席。
海釣りに船を出したが、海が荒れている。この辺が玄海(玄海)だ。
あそこが良く釣れると解説するのが、知ったかブリ。何とか釣れれば、久しブリ。小さかったら、ブリっ子。
なぜ、佐々木小次郎は武蔵に負けたのか。それは小次郎の方が血糖値(決闘地)が高かったから。
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