774 壱岐は良い酔い
一昨日の6月20日から一泊二日で、壱岐の島に釣り旅行に行ってきた。丁度タイミング的に、全国の県を跨いでの往来自粛解除。旅行の計画が先だったので、解除はたまたまグッドタイミング。横道に入るが、東京都知事の小池さんが、よく和製英語みたいな横文字を使うが、どうもあれだけは気に入らない。東京都のトップが、みんなに話しかけるなら、子供からお年寄りまで、出来るだけ分かる言葉で分かりやすく話すのもトップとしての心配りだろう。カイロ大学という学歴と賢いのは分かったので、この上は、思いやりの心を持って会見に臨んでもらいたいものだ。
この日程に合わせて貰ったのは、もちろん仲間が現役の若者もいるので、土日を選んだのと、私の抗がん剤投与の無い週に合わせてもらった。お陰で副作用も無く、天気も19日の午後から晴れ。暑いのを覚悟していたが、涼しいくらいの気候。逆に沖合に出ると寒いくらいだった。
12時50分唐津発のフェリーに乗り、午後2時半くらいに壱岐に到着。民宿まで20分くらい。その日はゆっくりしてみんな13人で前祝い。民宿も、20日から再開したばかりで、思いがけず長崎県の宿泊施設支援金もあり、宿泊費は二食付で4千円を切っている。料理も食べきれない程、海鮮や壱岐牛、アワビなど、私は残念ながら半分も食べれなかった。後で土産屋によると、料理に出た大きさのアワビが4千円近くで売っていた(笑)。
今回のグループには、子供のいる親父が3人居たが、子供たちからハプニングで2人には子供たちから。おまけに私まで、後輩たちから父の日プレゼントを頂いた。先日の同窓会と言い、今回の釣り旅行と言い、本当に私は幸せものだと、病気になってしみじみ思う。
男連中が船を貸し切って沖まで釣りに。女性や子供たちは、イルカショーや岸壁からの釣り、海遊びを楽しんだ。海の綺麗さは、流石に九州本土の海岸とは異質なものだ。沖の釣り組は、思った以上に波が強く、前日の食事と酒を殆ど域の海に戻しながらも頑張って、朝5時過ぎから釣り始めた。船出と共に日が昇り、それは神々しい風景だった。釣果は、タイを釣りに行ったのだが、立派なヤリイカをみんなでゲット。魚は、仲間がカンパチを1尾釣り上げたところで、波が更に強くなり撤収。釣り始めて4時間半。みんなの体調的にもそろそろという感じだった。今の梅雨時はなかなか釣れない時期らしい。秋が一番釣れるので是非再挑戦をとの船頭さんのお言葉。次の目標は、秋の1メートル超えブリを1人5尾。更に、新しい生きる目的が出来た(笑)。
帰ったら、早速居酒屋にイカとカンパチを持ち込んで、安着祝い。
今日は、抗がん剤の日。CTも久しぶりに撮ったが、ある程度小さくなった後は、癌は大きくも小さくもなっていないらしい。金属の胆管のズレが生じており今後の様子見だが、血液検査の数値は悪くない。肝臓関連数値も改善。ただ、抗がん剤投与後の異常な高血糖が気になるとのこと。私も気になる(笑)。とにかく、できることをしながら、付き合っていくしかない。
そういえば、昨夜は、2日間、久しぶりに活発に動いたせいか、良く寝た。今週から来週は、行事が混んでいる。それも良薬と思ってこなしていくつもり。
関連記事
- PREV
- 773 サムライ日本
- NEXT
- 775 取りあえず半年