鶴の一声

靏繁樹が日々考えたことや思いついたことを徒然とかきます

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739 診断・判断・決断

   

昨日、12月から始めた抗がん剤投与の7回目を行った。それまで、隔週で投与してたのを、2月の第一週と二週と連続して打ったが、その2回目の後に、副作用で白血球が異常に減少し、それを改善するために入院しての抗生物質点滴で、その副作用として、むくみが発生し、2日で体重が8キロ増。主に足に出たので、痩せて緩くなっていたズボンがパツパツ、靴は入らない。もちろん食事が入らず、倦怠感が続く。血液の数値も悪化したため、予定した3週連続は断念、4週目も出来なくなった。因みに51キロだった体重が2日後に60キロになり、その後5日経って、現在は54キロ。理想は60キロ。    

そうなると、投与の日程が狂うので、良くなるはずの時期がズレル。そうなると予定していた行事出席や、約束も出来なくなってしまう。    

そこで、昨日は、担当医の先生と話し合って、無理に治療を急がず、2週に1回の投与を確定したいと申し出た。先生としては、癌の数値が低下しているので、この際、体力があれば続けてやれるだけやりたいという意志、それが医師(笑)だったが、反って体力が低下し、しかも予定や計画が狂えば、ストレスにもなる。2週に1回でも、ちゃんと数値は改善しているし、先のことも大事だが、今現在の生活や行動も、振り返れば、もっと大事だと言えるかもしれない。これで、安心して治療を続けられる。内臓の病気の治療に、気力・信頼・安心は不可欠だ。担当医も相談しやすく、理解があって助かっている。      

診断は、もちろん医者がする。しかし、その診断結果によってどう治療するかは、癌の場合に限っては、医者と共に患者も判断していい。更に、最終的に決断するのは患者がしていいと思う。その代り、結果について医者に文句を言わない。ただし、手術後の器具の置忘れには文句いってもいい(笑) 

今が大事と言えば、子供たちの年度末始の行事や、卒業式、入学式、選抜野球大会など、一番の思い出の時期に、休校措置が採られ、さぞ悔しい思いだろう。摩訶不思議なのは、学校を休みにして、学童保育や保育所などを受け皿に開所する。塾や予備校も強制ではないので、反って生徒間格差が生まれる。小中学校も全国で400校近くは平常通学。これで、差が付かなかったら、政府の弁としては、それはそれで良かったで終わるのだろう。   

もちろん子供たちだけではない。大人の社会も、歓送迎会や結婚式、同窓会や会社説明会、企業の年度末始のパーティ、旅行、芸能イベントが軒並み中止。ホテルや交通機関、飲食関係、イベント会社など、いつ倒産が出てもおかしくない。倒産してから政府が支援すると言っても間に合わない。その割には、パチンコ店の駐車場が一杯なのはどういうこと(笑)恐らく彼らは、新型ウイルスなんて受け付けない人種。受け付けるのは新型パチンコ台。     

中国進出の企業の操業停止や、部品の輸入が止まったり、マスクが不足したり、これは政府の政策の所為ではないから責められないが、上記の問題は、政府の要請によるものだから、現状を末端まで把握して、最悪にならない内に、プライドに拘らず、診断・判断・決断実行をしてほしいものだ。     

時々、自然界は、人間に試練を与える。日本も5年から10年に一度の自然災害を受けている。その時、人間の非力さを痛感し、更に、それを教訓に進歩を続けて来た。これからも災害も、科学や技術進歩は続くだろう。人間は、それが自然で、それが人間だということを受け入れて共存するしかない。まだ、周りの国、アメリカ・中国・北朝鮮のトップのような人的災害、中東のような宗教的災害がないだけいいと思いたい(笑)

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