682 盆台風猛暑
2019/08/15
みんなが楽しみにしている盆休み。児童や学生は夏休みがあるが、大人になると、日本の労働社会では、まだ夏だからと、長期休暇は無い。土日以外で、唯一連休を取れるのが、年末年始と、この盆休み。本当は、働いている人こそが夏休みをとるべきなのだろうが(笑)
お盆と言えば、地方から東京や大阪などの都会へ出てきた人々が、地方の故郷に帰るのが日本の夏の風景。お土産を買って親元に帰る。子供たちがおじいちゃん、おばあちゃんの待つお父さんの生家や、お母さんの実家に帰る。久しぶりに友達が集まったり、親戚が集う。都会の子供たちと田舎の子供たちの交流もできる。
日本中が一斉に休むので、大変。交通も大変だし、料金も大変。それでも、それが当たり前と、みんな荷物を詰め込んで帰路を急ぐ。私の持論でもあるのだが、会社の休みを日本中が一緒にせず、学校の夏休みの1か月余りの期間中で、それぞれが会社の仕事の段取りをして、ずらして取るようにすれば、これほど道路が渋滞することもなく、旅行代金も上がらず、混み合わず、大人のストレスも溜まらないはず。もちろん、それには、考え方の転換や社会の理解が必要だし、政治的なバックアップも必要かもしれない。
そんな盆休みを、大型台風が邪魔をする。折角の地方のお祭りも中止になったり、出店が出せなくなったり、予定通りに帰れなくなったり、早く帰らなければならなくなったり。特に、盆踊りや夏祭り、花火大会など、汗を流して準備した人達の努力が報われないし、それを1年間楽しみに待っていた人達の楽しみも奪われる。
台風前の暑さも中途半端じゃない。フェン減少で、九州より涼しいはずの東北で40度近い猛暑。クーラーの中で生活した現代人は、とてもこの猛暑の中で活動はできない。玄関を出た途端に立ち眩みするような日差し、しかし、こんな中でゴルフをする不感症な輩もいる(笑)
また、そんな中でも、驚異的なのは、道路工事の交通整理の人。1日中立ちっぱなし。驚異の耐久力だ。勿論、何事も慣れれば、他人が思う程ではないのだろうが。
今日のテレビは、殆どが台風情報と、高校野球と、日韓関係と香港デモ。高校野球は別として、どのチャンネルを選局しても同じ画像と同じような解説が流れてくる。これだけ流れるニュースでも、過ぎ去れば、思い出すのも難しいくらい忘れ去られるのに、その時々は一大事なのだ。
今日のテレビは、殆どが台風情報と、高校野球と、日韓関係と香港デモ。高校野球は別として、どのチャンネルを選局しても同じ画像と同じような解説が流れてくる。これだけ流れるニュースでも、過ぎ去れば、思い出すのも難しいくらい忘れ去られるのに、その時々は一大事なのだ。
人は、自然災害については、しょうがないと、どんなに被害があっても過ぎ去るのを待って、文句も言わないが、今の日韓や香港、米イラン、インドパキスタンの間に、そんな寛容な気持ちがあれば、過ぎるのも早いのだろうが。
我が家にも、お盆で息子一家がお泊り中。普段が2人暮らしの我々にとっては、孫台風が来て、過ぎ去るの待つばかり。今年から台風の目が一個増えた(笑)