鶴の一声

靏繁樹が日々考えたことや思いついたことを徒然とかきます

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631 鯉の季節

      2019/03/29

 桜の季節でもあり、タケノコの季節でもあるが、私は今、鯉の季節。

我が家の庭には、6畳ほどの池がある。
 元々、そういう趣味は無かったのだが、我が家の果樹園を宅地転換して、家を建てた時に、その果樹園に潅水するための用水池があった。
 そこで、埋めてしまうよりも池を造ろうと、土木業者に頼んで大きな石を積み上げて、池を作って貰った。湧水が有り、一定の水量を保っている。
 その後、池の底の方に泥が溜まって来たので、水連を植えたら、余程土質が合ったのか、あっという間に広がった。

 今度は、小さな錦鯉を買ってきて入れてみた。
冬場は、全く見えなくなって、時々目にする鷺に食われたかなと思ったら、暖かくなると姿を現し、年々大きくなって、3尾が既に40cmほどの大きさになっている。
 その後も、何匹か放したが、小さい奴は鷺の餌食になったようだ。
ところが、買って入れた鯉より、小さい稚魚が泳いでいる。どうやら最初の鯉の子供が生まれているようで、蓮の葉の間から、時々かわいい姿を現す。

 そこで、蓮が広がり過ぎないためと、底が濁らないように、蓮の生える範囲を限定して、後は石を敷き詰めようと、すぐ前の川から、川石を採取して池に敷くが、とても間に合わない。
 相手が岩石だから、作業は結構重労働だが、「運動だ、身体を鍛えられる」と思えば、きついとは思わない。
 ただ、深くて広いので、友人の土建業者に頼んで、専用の川石をダンプで運んでもらうことにした。
 石を敷き詰めて、手前の方を浅めにするのは、子供たちが間違って池に落ちた時の用心の為でもある。
 私が、一度作業中に落ち込んだのだが、思った以上に深く、水中から水面を眺めた(笑)
ただ、卵を産み付けるのに泥は必要らしいので、中央にある程度の広さは残すことにした。
 ついでに、もっと酸素を注入するために、池に水を入れようと、約100m離れた我が家の山林の湧水を、配管で引いて落とし込むようにした。
 とにかく、暫くは、鯉さん達が住みやすい環境を作ることに取り組み中(笑)

 - 雑記

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