615 嘉手納基地のゴルフ場
2019/02/20
私たちは、上下5歳くらいの年齢の友人で、三水会というゴルフ仲間の会を作っている。
三水会という名前は、単純に第三水曜に集まる会だから。
夜、食事会をやって、3か月に1度くらいコンペをやる。全部で14人で、美味い奴はパープレイで回るし、下手な奴は除夜の鐘を打つという幅広い集まり。
1年に1度は、遠征と称して、ゴルフツアーに行く。昨年は佐賀と長崎を回った。
今回は、2度目の沖縄と決めていたから、2泊3日で、前回と同じく2ラウンド。
その1回目のコンペを、米軍基地内にあるゴルフ場でやった。
私も、もちろん初めてのコースで、基地内にゴルフ場があることさえ知らなかったが、沖縄のある人の手配でプレーすることができた。
当然、米軍基地内のゴルフ場だから、一般に公開していない。
まず、予約と入場には、基地内の軍人か職員の1組に1人の同伴が必要で、入場する時は、その人が保証人となり、厳格な入国手続きのようなものが必要。
とにかく、基地内はとにかく広い。基地の検問所を抜けて、ゴルフ場にいくまでも、いくつかの信号を抜けていく。もちろんゴルフ場も広い。
戦闘機の発着音が喧しいが、ゴルフ場はよく管理されている。
ただ、一般軍人はなかなか出来ないらしく、プレイするのは将校クラスだと言っていた。
さすがに、この日は、我々以外の日本人は見当たらなかった。
しかし、この位置のこの広さを、今でも米軍が占有しているかと思うと、やはり沖縄県民だったら文句言いたくなると納得した。基地の中にはスーパーもあるし、もちろん病院や学校などの施設が充実している。
反面、これで雇用やインフラを含め、沖縄の経済のバランスが取れていると言う感触も実感した。
長所と短所は裏表。これは不変の原理なのだ。
他県の者が言うべきではないが、やはり、この場所は移転した方がいいのではないかと思う。ただ、今の基地の周辺には、米軍関係者を相手の店が相当ある。これが問題。
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