鶴の一声

靏繁樹が日々考えたことや思いついたことを徒然とかきます

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545 内閣改造

      2018/10/04

 安倍さんが自民党総裁3選を果たし、総理大臣を続投することになり、恒例の内閣改造が行われ、19人の大臣と、自民党の4役の人事が発表された。
 新任大臣が12人と言うが、あまり新鮮感はないが、それぞれの人を知らないので、評価はできない。
 批評は、野党に任せよう。
大臣となると、どうしても、2世議員や派閥の首領、東大での官僚出身などが多い中で、苦労人や興味のある人物もいる。
 親の七光りで勘違いしている麻生さんや河野さん、加藤さん岸田さん。

 苦労肌と言われる人では、あの憎まれ役の菅さんや、今度の五輪担当の桜田さんは、農家に生まれ、苦学して政治の道に入った努力家で、特に桜田さんは、働いて学費を稼ぎながら夜学を卒業した人という事なので、是非、その根性を発揮してもらいたい。
 女性は、片山さつきさん1人。前の内閣で、稲田防衛大臣で散々苦労した反動ではないか。
片山さんは、会ったことはないが、どうも生理的に苦手。しかし、何といっても、キャリアから、ここまで登りつめたのだから、能力があると認めざるえない。
 もちろん、安倍さんと考え方が同方向であることが登用の要因だろうが、女性公務員にとっては、可能性の星かも知れない。

 変わり種では、岩屋防衛大臣。名門、鹿児島ラサール高校で、1年生で生徒会長だったと言うから相当優秀だったのだろう。
 閣僚で、一番高齢が、麻生財務大臣、最も若いのは、問題の文部科学大臣の新人、柴山さんの52歳。平均年齢は、前回より更に上がったと言っても63歳台。まあ妥当なところではないか。
 閣僚も、75歳定年制でも定めないと、辞めないと言えば、首相も辞めさせられない人がいるようだ。

 総括すると、特別変化もない、安全運転内閣かな。
これで、森友も可計問題も、一見落着となるのだろう。
 裏情報では、森友の土地は、表には出せないが、いわくつきの問題土地で、安くしないとやむ負えない土地だったとも言うし、可計学院については、個人的利益もあったかも知れないが地方の活性化や、獣医学界との問題もあるようだし、もちろん、その途中で忖度が働いたかもしれないが、直接個人や国民が被害を受けたわけではない。
 公になったことで、ある程度の修正はなされたと思うので、今後の教訓にしていけば、もういつまでも国会の時間を割くべきではないと思う。
 それより、大事なことは山ほどある。

まずは、膨れ上がる社会保障費の問題。
その原因の少子高齢化の問題。
都市部一極集中と、地方過疎化、農業衰退。
世界の平和構築への日本の役割。
膨れ上がった官公庁と国民負担の問題。
人手不足と外国人急増の問題。
貿易、防衛、防災、ネット犯罪。
インフラ、特に空港の許容能力不足。
ゴルフ場のバンカーが多すぎる問題。

 - 信念, 政治経済

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