カタカナ文字
2018/06/14
昨日は、アメリカのトランプ大統領と、北朝鮮の金正恩委員長の米朝会談が行われた。
歴史的と言うが、歴史的になるかどうかは稚内。
どちらも、世界の2大問題児。マイナスとマイナスが合ってプラスになればいいのだが。
これで平和になれば、トランプさんにノーベル平和賞と言っている取り巻きがいるが、どちらかと言えば、この2人がいなかったらもっと早く、G7も、世界も、平和になっていたのではないか。
トランプさんの横に立つと、金さんが真面目に見えてしまうのは錯覚だろうか。
さて、こういう話題を話す時に、政治評論家や学者などが、よく和製英語を使うことが多くなった気がする。我々の会話の中でも出てくるが、たまに分からない言葉があっても、聞き返すのもいやだから、前後の流れで察して、納得している。
カタカナ文字はエリートの装飾語なのだ。笑
例えは、「この頃、私がリスペクトしている上司と、なかなかコンセンサスが取れなくて、以前のように、私が組織のイニシアチブを取れなくなって、ジレンマを抱えているんだ」
「それは、お前がシリアスになり過ぎているんじゃないか、あまりストイックにならずに、アバウトでいいんじゃないの」
とにかく、こんなに外国語を自分たちの言葉の中に融合させる国は、他にないのではないか。
アメリカ人が「すし」とか「ゲイシャ」などと言うのは効いたことがあるが、そんな特別な名詞ではなく、動詞を置き換えて使うのは「アリガトウ・サヨナラ」くらいではないか。
日本人が使うのは、そんなもんじゃない。上記の言葉の他にも頻繁に使う言葉として
アイデンテティ・アジェンダ・アウトソーイング・アウトブレイク・アセンブリ―・アドバンテージ・アバター・
アバンギャルド・アラモード・アンバサダー・アーバン・イデオロギー・インセンティブ・オムニバス・ガバナンス・クリエティブ・スキーム・ニュアンス・タイト・アンビリーバブル・・・・・・
「アウトブレイク」と言えば、感染病の集団発生の意味だが、ダスティホフマン主演の同題の映画は良く出来ていた。「アバター」も映画の題名に使われた。化身ということだが、ゲームの中では、通用語になっている。
因みに、邦画は基本見ないが、30年ほど前になると思うが、加藤加藤コンビの「砂の器」は日本らしい、いい作品だった。後は、本人の演技力による「座頭市」「椿三十郎」。
そんなカタカナ言葉の、それぞれの意味は、検索ですぐわかるので、分からない人は自分でお願いしたい。
何となく意味がわかっていても、説明しろと言われると、なかなか難しい。
今日も、仕入れ先であるJAとの会議と飲み会。「よし、こちらがイニシアティブを取ってベストなコンセンサスを目指そう。後は、前回よりベターな店に行って、フレンドリーな関係を築こう」