鶴の一声

靏繁樹が日々考えたことや思いついたことを徒然とかきます

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銀座銀座銀座

      2018/06/07

 銀座と言えば、自他ともに認める日本一の高級クラブの密集地。
九州は中州、大阪の北新地、北海道のススキノがあるが、それらが大関なら、銀座は横綱。
 飲み屋のセット料金で、我々が高いという水準は2万円程度。中州も2~3万円が相場だが、流石に銀座と言えば、5万円以上はザラにあるようだ。
 地方都市では、セット料金と言えば、スナックで3~5千円。クラブで1万円が相場だろう。
 バブル期には、よくそんなクラブに連れて行ってもらったもので、近年も3年に1度くらいはあるかも知れないが、それでも、そんな高級クラブが今、賑わっているというから、やはり東京は八女とは違うようだ。
 私も、仕事や業界の関係で、平均2か月に1度くらいは上京して、その流れで飲むことも多いが、経験で高そうなクラブと、庶民派のクラブは臭いで分かる。
 高級クラブがセット料金5万円と言っても、それは基本料金で、ボトル入れたり長居したりしていると会計10万円となる。
 
 もちろん、お金を使う価値観の問題だが、銀座のクラブは、政治経済界の社交場としての存在価値もあるし、ある程度のステータスになると、流石にその辺の居酒屋やスナックという訳にはならないだろう。
 では、どういう輩が、その高級クラブに通うのかというと、東京には金持ちは五万と居る。
まずは、個人として、不動産で財を得た成金タイプ。東京中心部の土地は、50年前に100万円の土地は、恐らく5千万円にはなっている。売らなくても貸していれば相当の収入がある。
 使っても、使っても、それ以上に入ってくる地主やマンションの家主は一杯いるはず。
医者、弁護士などの収入も地方とは違う。高額収入のメディアやプロスポーツ選手などなど。
あとは、当然大手会社の役員、役職者。つまり会社で交際費が落とせる社交族。政治家。ジャーナリストやアナリストなど、講演などで月に2~3千万円という、訳の分からない輩も多い。
 そんな皆さんにすれば、10万円は一般庶民の1万円という感覚かもしれない。
日本人が、ミャンマーで飲んでいるようなものかな(笑)

 ただ、高級クラブも庶民的クラブも、酒飲みには大差はない。
どうせ、洋酒やワインの味の違いが分からない我々にとっては、料理の差ほど、違いが分からないし、今時の足の長いホステスよりも、愛嬌のいい九州出身のホステスさんの方が居心地もいい。
 彼女たちの来ている着物の値段の違いも分からない。
それでも、銀座で雇われにしろ、独立にしろ、そんな大金を使わせ続けるママさんの接客技量には頭が下がる。
 美人で、愛嬌が良くて、頭もいいだけでは、夜の世界は続けることはできない。

 そんなクラブでは、ママやホステスの誕生日などとなると、ン万円の花や、ン十万円の贈り物が届けられ、その内容によって、その子やその店の人気が評価される。だから、自分の客をどれだけ持っているかを競うことになる。それはそれで大変らしい。どの道も覚悟が必要だ。
 ただ、言えるのは、やはり正直で思いやりのある、前向きな人が、客に最後まで愛されるのは間違いない。

 料理を食べる訳でもない、どんな高級クラブで、所詮アルコールを飲むだけと分かっていても、銀座に限らず続いているのは、そんな飲み屋が経済の潤滑油として必要になっているのだろう。それに、勘違いする男が多いからか。
 それにしても、銀座1丁目から8丁目あたりの、あの数の店が、よく成り立つなと、酔っぱらいながら感心するばかり。私が銀座の近くに住んでいたら、早くに破産していただろう。
 いやいや、案外、地元の人は、そんな飲み方をしないのかも知れない。

 - 政治経済, 社会, 雑記

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