鶴の一声

靏繁樹が日々考えたことや思いついたことを徒然とかきます

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季節は新緑

   

 今年は前半冷え込み、その後晴天が続いたために、例年より桜の花が長く鑑賞できた。
そのため、今年は雨に散らされることなく、花吹雪となって散っていった。
 桜に代わって、今は各家の庭先に植えられた花桃が濃淡ピンクの花を咲かせている。
山手に行くと、梨の花も絨毯の様に白い花を着け、芝桜、そして藤の花に続く。
 フェイスブックの全国の友達から、各地の桜の風景が届く。
20年ほど前から、各地で桜の植樹が増えているような気がする。
 景色が花に彩られるということは、私たちにとっても有難いことだが、海外からの観光客に対する、日本のイメージアップにも一役買うことになると思う。

 花が散った後には、新芽が出て新緑の季節を迎える。
川沿いには、楠木の薄緑の葉が茂り、山手には樫の木の白っぽいカーキ色の葉と雑木の新緑が混じって、何とも言えない山の景色を醸し出す。

 新しい芽が出る風景。やっぱり春が最高の季節。
ただ、歌にもあるように、春は短い。
 今年の夏も暑そうだ。
この短い春の1日1日を目で、足で、胃袋で楽しみたい。

 - 雑記

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