小説「奥八女・杣人伝」
2017/10/17
実は、知人からの連絡で、1年半前に私が趣味で自費出版した小説を、偶然に関東から八女のロータリークラブを訪れた人が読んで、是非、残っていたら買いたいとのことだった。
この本は、最初は自費出版の経費くらい回収しようと、仲間に買え買えと押し付けたが、その後は殆どを配布して、手元に数冊残っていた。
申し出は有難い事だし、既にお金も送られて来ていたので、返金するのも失礼だと、相応のお礼の品と一緒に2冊送ったら、残り1冊になってしまった。
おかしなもので、知人の居酒屋などに置いていたせいか、そんなことは続くもので、今頃になって読みたいという人が数人現れた。
もう、本もないし、再出版するほどのものでもないので、いっそ、このブログで書いけば、ブログ友達など、広く読んで貰えばいいと思い、次回のブログから1冊分を書くことにした。
最初の出版では、自分で校正も構成も行ったので、後で読み返すと、可笑しなところもあるし、もう少し丁寧にと思うところもあるので、その辺も修正して。。。
今、はやりの電子小説。笑
鶴の一声を読んでくれている人は、否が応でも読まされる。
それでは、暫くは「杣人伝」を。小説で注文がついた、なるべく分かり難い文字はルビを心掛けるつもり。
この小説は、先日ブログに書いたように、八女の奥地、奥八女と呼ばれる、旧矢部村に実在する、村上天皇の皇子、良成親王陵墓と、その歴史から、連想した創作小説で、現実とファンタジーが合体したような、映画好きな私が場面を想像しながら一気に書き上げたもので、単純に楽しむため、かつ、福岡東京間の飛行機の中で完結する文字量にしたつもり。笑
続編は未だ無い。
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