名刺
日本では、仕事や挨拶で、初めて会う人とは、99%名刺交換をすると思う。
一番多いのは、やはり初対面の商談だと思うが、年始の挨拶や、業界や政治関係の交流会、公用面などがある。
今日は、午後から客も少なく、机周りの整理をしていたが、名刺入れのホルダーが相当溜まっているのに改めて気づいた。
1冊、約500人分の名刺ブックが14冊になっている。入り切れないものは、自分の名刺入れの空いたのに入れて、まだ整理していないが、ブック分だけで約7000人になる。
ざっと捲ってみても、今でも交流がある人、記憶残っている人、完全に覚えていない人、義理であいさつした思う人など、それぞれだ。
自分の身近に人間の名前も度忘れするのに、これだけの名前を憶えている筈がない。
その内、自分の名前も忘れる笑。
名刺の様式も、近年随分ハイカラになってきた。
特に、目立つのは国会議員など、政治家の名刺の字が大きいこと。珍しいところでは、昔来ていた菊の御紋の入った右翼の名刺。飲み屋でもないのに、両面真っ黒の名刺。
外国人の名刺も多数あるが、海外に行ったとき、ダダダーっと並んで名刺交換するので、その時でも誰が誰か分からない笑。
やはり、挨拶や商談は1人で行った方が記憶に残るのだ。
名刺というものは、捨てるに捨てられない。
だから、どうでもいいもの笑は、箱にしまい込み、今後必要と思うものがブックに溜まっていく。今は、スマホやパソコンに保存できるので楽だが、名前を度忘れした時は助かる。
殆ど、似たようなものだが、芸術家や飲み屋さんの名刺などは、なかなか魅力あるものもある。
昨日から、今日にかけて、国会の閉会中審査というやつをやっているが、さすがに強気の安倍さんも今回だけは、泣きっ面に蜂の様相で、次から次に出てくる。
私は、曲がった政治は正さないといけないとは思うが、あまり政治を混乱させるのも良くないし、停滞させてもいけない。
「ごめんなさい、今後改めます」「それでは、今後こんな間違いのないように」で決着してほしいものだ。
政党のための論争であってはいけない。
間違っていたとすれば、一刻も早く自ら釈明して、反省した上で、はやく国民のための政治に立ち戻ってほしい。
ただし、誰が見ても、稲田さんと法務大臣は、やはり適任じゃないだろう。
先日、機会があって、自衛隊防大出の中堅幹部に訊ねてみたが、やはり、隊員の殆どが呆れているらしいし、士気が下がっているというから、これだけでも更迭するだけの理由がある。
それを庇い続ける安倍さんは、やはり稲田さんや自分の保身を優先しているとしか映らない。