日本酒
2015/04/09
福岡県は、越の寒梅などで有名な東北地方並みに、日本酒の蔵元が多い。
当県の民謡黒田節で、森太兵衛が大盃で日本酒を飲み干すという武勇伝がうたわれるように、この県は酒飲みが多く、残念ながら飲酒運転の検挙率も毎年ワースト3に上がる。
九州は、その地域で作る酒が違い、当然飲まれるのも、そういった分布になっている。
福岡と佐賀、長崎は日本酒。長崎の壱岐は麦焼酎が有名。大分は麦焼酎、熊本は米焼酎、鹿児島の芋焼酎は有名。
宮崎は、そばと芋焼酎。沖縄は泡盛。
私の地元には、東北の酒に勝るとも劣らぬ、美味しい日本酒の蔵元がある。
その高橋酒造は、辛口の繁桝の名前で地元に愛され、何と生産量の75%は地元筑後地方で消費される。
残りも、ほとんどが県内で消費されて、県外に出るのは、極わずか!!
私のお勧めは、最上級の「箱入り娘」より、むしろ冷酒で飲む「可也」「枯淡」。
勿論、他に喜多屋酒造のように、甘口だが研究や営業努力を重ね世界に進出している蔵元もあり、八女は今、お茶やあまおう苺とともに、日本酒でも注目を浴びている。と思う。
関東関西から来たお客さんなど、この繁桝の冷酒を飲むと、ほとんどお土産に買って帰るほど、切れがあって旨い!!
念のため、私は高橋酒造とは、利害関係は全く無い!!
因みに、日本酒の南限は、熊本の芦北にある蔵元だったと思う。
それより南に行くと、水の温度が高く、日本酒造りには合わない為、焼酎が造られるようになったようだ。
日本酒に甘口、辛口があるが、主に、軟水の水で仕込むと甘口、硬水の水はカツンとした辛口の酒になるらしい。
焼酎ブーム・ワインブーム、今はハイボールかな。本当に美味しい日本酒は二日酔いしない。
そう思い込むことが大事!!!!