鶴の一声

靏繁樹が日々考えたことや思いついたことを徒然とかきます

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携帯依存症

   

 先日、海外に行くとき、突然空港でスマホがダウンして起動しなくなった。
まさかの事態に、仕方ないから、会社にその旨連絡して、向こうにいったら、合流する人の電話番号を聞いて連絡するということで、元々、以前は無かったものだと観念することにした。
 しかし、携帯がないと、連絡先などの電話番号や、ライン、フェイスブックなど、全てが入っているし、現地での情報も、これで検索できると思っていたので、とにかく不便だ。
 今回は、待ち合わせ場所と時間を予め決めていたので良かったが、現地での待ち合わせもできない。
 
 今や、日本人が1日で一番使うのは、スマホではないだろうか。
電車に乗ると、ほぼ9割の人がスマホを握ったまま乗っている。レストランでも、待合室でも、列車のホーム、友達同士向かい合わせに座っていても携帯に熱中している人もいる。
電話番号は、これを見ないとわからない。以前は相当の番号を覚えていたものだが。
人と話すにも、会って話したし、せめて電話のお互いの声で話して、お互いの感情が伝わっていた。
今は、文字と絵文字、キャラのやり取りで済ませる。
 突然、一斉に使えなくなったら、どうだろう。想像すると笑い出したくなる。

確かに、スマホは便利だ。
まず、旅行でもカメラを持ち歩く必要がない。パソコンが無くても、ホテルやレストランなど情報の検索ができるし、ナビもついている。海外でも日本と同じように使えるし、ラインやフェイスブックなどは世界と繋がる。使いこなせば通信は勿論、商機にも力を発揮する。
その機能は、本当に素晴らしいと思う。
それなのに、まだ進化を続けている。
ただ、その弊害と失くしたものは小さくはない。

 

 - 社会, 雑記

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