米大統領選
2016/11/09
いよいよ、アメリカの次期大統領が決まる。
おそらく、クリントン氏で決まる、一時はトランプさんも追い上げたが逆転する可能性は低い。
実業家で、バイタリティもあるのだから、もう少しまともなことを言えば、今のアメリカの労働者の不満を味方に、きっと勝っていただろう。
しかし、アメリカの受けだけを狙っただけで、世界や隣国との関係を無視した発言で、常識ある人は危ないと思ったはず。
友好関係もおかしくなり、戦争の危険性も感じるし、テロが激しくなる可能性のある発言を繰り返した。
女性問題も多く出たが、政治家の色欲はよくあることで、世間も一時は反応したが、政治家に大事な守秘義務違反よりは反応しなかった。
FBI長官の発言で、両陣営とも悲喜を味わったが、最初の発言のままクリントン氏に不利に終わるとは思えなかった。
予想通り、ぎりぎりになってその打消しのような発言があって、どちらかと言うとクリントンにプラスに働いた。
ただ、アメリカの選挙は長い。
アメリカは寄付が日常的な国だが、相当金がかかる。日本の比ではない。
これで、とりあえずは安定した政権、現実的政治に落ち着くだろうということで株価もドルも持ち直した。
でも、クリントン氏も68歳。あの開拓的なアメリカでなぜもっと若い大統領候補が出ないのだろう。
まあ、韓国やアメリカ、強権的なロシアや中国と比べると、賛否はあるにしても、日本の安倍政権は確かに、平和で安定していると言える。
調子に乗ってもへんな方向に行き過ぎなければ。