鶴の一声

靏繁樹が日々考えたことや思いついたことを徒然とかきます

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天皇のお言葉

      2017/02/18

 我が国は、本当に良い天皇を持ったものだ。
不遜な言い方かも知れないが、このような王様、君主を見たことが無い。
 天皇の存在や成り立ちについては、国民されぞれの考え方があると思うが、日本の今の天皇について、日本のためになることはあっても不利なことは何もないように思う。
 本当に、昭和天皇の時代に、戦前の接待的な権力者から、象徴となられた後は、それを文字通りに実践されている。
人には、拠り所というか、集まりの中心があることで、纏まることは多い。
 それに、日本に歴史のある天皇家というものがあることも、そして、その存在が世界から好意を持って見られていることも、国民にとって、誇りや自信に繋がっているのではないかと思う。
 天皇の今の言動は、海外からは日本人の人格、良心の象徴と映っているような気がする。
そうであれば、政治家より日本の国際政治・外交のために貢献されていることになる。

 今回のお言葉の内容にも、本当に天皇の今まで通りの人柄が伺える。
たしかに、歳を取られて、身体に不自由なことが起きれば、国政に影響するし、滞る恐れもある。
だからこそ、責任感のある天皇は、そうならないように考えられてのお言葉だった。
 会社のトップも見習うべきお言葉だ。

時代背景が違うので、それ以前の天皇と比較することが無理だと思うが、今の天皇ほど、国民から慕われ、夫婦仲睦まじい天皇はいなかったのではないか。その姿は、庶民的であるが、やはり引き継がれてこられた重みと、気品を国民は感じていたと思う。
 今後、皇室と言うものが、どうなっていくかわからないが、できれば、日本の歴史の象徴としても長く続いてほしいものだ。
 

 - 信念, 政治経済, 社会

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