都知事選挙
ただ今、都知事選の真っ最中。
我々九州人にとって、東京都知事選挙は全く他人事のようだが、全く関係ない訳ではない。
まず、東京五輪の顔になる。ということは日本の顔になる。
それに、今まで地方知事で賛成していたのに、急にふるさと納税をやめるなどと言い出した候補者もいる。
十数人出ているが、万が一3人とも事故で死なない限りは、可能性があるのは小池さん、増田さん、鳥越さんの3人。
私は、3人とも知らないので、分析も批評もできないが、いずれにしても長短あるのだろう。
小池さんは、やり手のおばさんというのはわかる。しかし、女性であの自民党のお偉方を敵に回して立つのはあっぱれといってもいいだろう。本当に今言っていることがやれるならやって貰いたいが、都議会の反発は見えているので、なかなか事が進まなくなる可能性はある。
増田さんは、普通の人格者だとは思うが、元官僚だけに、おそらく自民党の言う通りに動くだろうし、あの贅沢三昧がしみ込んだ都議連を改革などできないだろう。人がいいだけではやれない仕事だ。
鳥越さんは、1期だけなら心身も持つだろうが、1期じゃなにも出来ない。1期したら80歳。
もう、日本も政治家の定年を70歳くらいにしてもいい時期だ。それほどまでに知事に適しているとは思えない。他にいないのか、東京に人材は!
どちらにしても、今回の文春は命取りになる可能性が高い。
文春が今まで、この手のゴシップを取り下げた例はない。影響の大きさを考えれば、それなりの裏付けはあるはずだ。
そうなると、やはり小池さんが有利になる。本当は橋下さんくらいの人にやってもらい、一度東京から行革をやって貰いたかった。
出て欲しい人は出ないのが選挙。
庶民が出て欲しい人には、出て貰いたくないのが既成の議会。
東京都知事に望むことは、自らが地方分散を進めること。それが待機児童問題にも、少年の異常犯罪防止や孤独死問題の解決にも繋がる。
日本は、東京や大阪だけのための日本ではない。