鶴の一声

靏繁樹が日々考えたことや思いついたことを徒然とかきます

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一朝一夕

      2015/04/01

私は、樹木が好きで、今まで家の周りにたくさんの木を植えてきました。
ツツジ・紅葉・マンサク・柘植・桜・バラ・南天・椿・山茶花・モクレン・モチノキ・シャクナゲ・梅・アジサイなどなど。特に多いのが、桜は吉野やしだれなど21本になり、祭り花も20本、アジサイも15株。
桜は植えてから殆どが20年以上経ち、桜のころは家から花見ができるようになりました。
5月はアジサイと祭り花が家の周りを紫や青、ピンクに染めて、家に帰るのが楽しみになります。
これだけは、田舎暮らしの良さで、土地だけは豊富にあります。
田畑などは、無償でいいから耕作して欲しいという地主が年々増えている状況です。
ただ、木々の生育には時間がかかり、一朝一夕で大きくなるものではありません。
桜の見頃になるには、普通の苗木を植えた場合、やはり20年近く待たないとなりません。
だから、木々を植えるときは、いつも10年後、20年後を想像しながら配置や間隔を決めて植えています。
木を育てていると、どこで枝を切れば、またどんなタイミングで切れば、どんな枝がどんなふうに出てくるかがわかってきます。
水や肥料をやりすぎれば、根腐れを起こすし、根元から伸びた強い枝は実をつけないので早めに切っておく。
なんとなく、人を育てるのと似ているような気がして、やはり世の生き物は一緒ということを実感します。
毎年、四季折々に、それなりの姿を見せてくれ、今頃になると、褐色の世界が一度に緑の世界に変わっていくのは何ともいえません。

 - 雑記

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