始まりの始まり
世の中の習慣や、服装、作法、道具などなど、必ず一番初めに始めた人がいるはず。
大きな出来事や、発明は確かにわかっているものが多い。キリスト教にしろ、仏教にしろ、電気だって電話だってわかっている。
しかし、もっと身近なものがたくさんある。
洋服を最初に来たのは?ブラジャーを最初に着けたのはどなた?
最初に辞書を作ったのは・盆栽を始めたのは・ラジオ体操は・茶道で茶碗を回すのは・賞状を作ったのは・剣道を始めたのは・枕をしたのは・背泳ぎは・最初に握手を始めたのは・最初にお茶を飲んだのは・最初に通販を始めたのは。誰か知らない。
でも、今は当たり前になって続いている。
最初に始めた人は、どうしてそれを思いついて、どうして受け継がれてきたのか、想像すると面白い。
最初は単純なことでも、人間はそれをどんどん改良か改悪して複雑にする。それが作法や流儀になって金儲けの手段になる。
今のような結婚式や葬式の形にしたのは誰?
誰が、朝昼晩三食にしたの?
今回、友人から地元FM八女放送のリスナーとパーソナリティの集まりに誘われた。
何でも、誘われた時は、時間が空いている限りは参加すると言うのが信念だから(本当は飲めるから)参加したいと思うが、実は、その放送を聴いたことがなかった。会社でラジオを聴けないので、開設したことは聞いていたが、ついつい車でも聴いたことがなかった。
こういうのも始まりがあるはずだ。その内に回を重ねて、そんな会も当たり前になると思うが、誰かが始めたものだ。
何でも、最初に始める人は偉い!!
例えば、その地域になかったフラダンスやコーラスなどを立ち上げる人のように、既に形あるものを、別な地域や別な分野で始めるのも偉いが、特に、それまでなかったものを始めるのはもっと偉い!つまり、始まりの始まりだ。
今日は雨模様。テルテル坊主を最初に作ったのは誰だろう。