原発再稼働
本日8月11日、東北の原発事故の後、鹿児島の川内原発が初めて再稼働に向けて運転を開始する。
再稼働に反発する人々が現地に集まって、反対をアピールする一方で、現地で元々原発の仕事に携わっていたり、その補助を組み込んでいたりしていた人々は、再稼働が決まったことに安堵している。
正直、国民の多くは、あんな事故が、何度もおこるものではないという気持ちを持っていると思うが、そうは言えない。
あの時を境に、原子力発電は省エネ・クリーンエネルギーの優等生から一転、悪者になってしまった。
およそ、原発の安全が絶対なら賛成。確実でないなら反対。当然だろう。
九電は、今回の事故を教訓に、ハード面ソフト面ともに出来る限りの対策をとったと言う。
原子力安全委員会も、それを認めて再稼働を許可した。
しかし、それで事故の可能性がゼロかと言うと、それは言い切れないと言う。
何事か、起きた時に、経済性も無視して、仮に再使用できなくてもいい覚悟で対策を取れば、もっと安全な方法があるかもしれないが、電力会社も企業である限り、どうしてもぎりぎりまで待ったり、その後の使用を考えるから、事故が拡大する。
原発については、事故の影響が大きいたせけに、みんなの合意を得ようとするなら、もしもの時の手段を「一発完封」対策にすべきだ。
ただ、この世の設備や機械に安全なものというものがあるのだろうか。
車も、電車も飛行機も船も、毎年のように事故を起こして犠牲者を出している。ダムも家も地震がきたら危ない。
自転車でも、人が死ぬ。
まして、この頃は自動運転の自動車の開発が進み、それについて危険だからやめろとは誰も言わない。
家の中にもある。
包丁やナイフ、草刈り機、爆発や火災につながるガスや電気を使う道具も多い。人は、それを工夫して安全性を高めてきた。
でも、どれも完全な安全はない。
人間だって、危ないやつがいる(笑)
この問題は、なかなか解決しない。
便利なものや、魅力あるものには、かならず表裏一対となった危険がついてくるからだ。
だから、あなたの横の、美男子や美女には気をつけなさい!!