鶴の一声

靏繁樹が日々考えたことや思いついたことを徒然とかきます

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659 犬猫貿易

      2019/05/30

会社で輸入肉などを購入する関係で、商社から、時々、それに関連した資料が送られてくる。当然、輸入肉と言えば、牛・豚・鶏を想像する。

実際、この4月の統計を見ると、一番は豚で月間96000トン、鶏が87000トン、牛が57000トンとなっている。その他、羊肉などもあるが、この3種類とは格段の差がある。

肉だけでなく、少量ではあるが、肉の周囲のものも輸入される。内臓類が一番で6800トン、骨が2700トン、皮が2400トン、毛も260トンある。もちろん、牛乳も関連商品とすれば33300トンと多い。昔から内臓類は、特殊なルートみたいなものがあり、一般の食肉業者では扱えないようなことを聞いたことがある。確かに衛生面でも神経を使う商品ではあるはずだ。

それから、これは肉類ではないが、将来肉となるものや、ペットとして輸入される生きものもいる。乳牛や肥育用の子牛2000頭、馬が450頭。馬は、競馬用や子馬もいるが、馬刺し用の成馬もいるだろう。馬刺し用は主にフランス、カナダからの輸入が多いと聞いた。

また、想像以上に多いと思ったのが、犬猫。ペット用として輸入されるのだと思うが、犬で月間730匹、猫で220匹。海外からの輸入は、なるほどと思うが、なんと輸出も犬が770匹、猫が200匹というのは意外だった。1日当たり約30匹が輸出入されていることになる。これを年間にすると約9000匹。おそらく、ザトギワ選手に贈られた秋田犬のような犬も、これに含まれるのだろう。また、輸入動物にサルも170匹というから、動物園向けだとは思うが、確かにペット用もミニモンキーが販売されている。

たまたま、資料の中で、「そうなんだ」という数字だったので、紹介した次第。

 - 雑記

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