651 大型連休明け
銀行や官公庁、半分くらいの会社では10連休、そうでないところでも、4連休くらいはできたと思うが、とにかくゴールデンウイークと呼ばれる連休が終わった。個人的には、1か月に1度くらいGWがあると嬉しいが、会社経営者という立場からは、3連休くらいに止めて、後は交代制で休んで欲しいものだ。
さて、今日からは、また平常な毎日が始まるが、このように1年の中で適当に休みが組み込まれると、確かにリフレッシュできる。久しぶりに、普段は帰れない実家に帰ったり、行きたい観光地に行ったり、友人と遊んだり、山に登ったりと。もちろん疲れた身体(笑)で家庭サービスもできる。そんな中でも、相変わらずパチンコ屋が盛況なのは、ちょっと寂しい気もする。
私は、少年指導活動の一環として、パチンコ店の立ち入り巡回も行うが、中に入ると独特の雰囲気がある。独りでパチンコ台に向かって黙々と打っている。今はレバーをはじく必要もなく、握っているだけ。私も若い時、やった経験があるが、結局は上手く行っても、お金は循環するだけで、それで儲かって車買ったなんて話は聞いたことがない。田畑売った話や離婚話は聞く(笑)
ただ、今のパチンコ店も変わったもので、タバコは喫煙室のみで吸うし、本を読める休憩室があり、機種も多様だが景品も多様。しかし、打っている人は相変わらず似たような雰囲気の人が多い。私はどうせ儲けないと思っているから、どうせお金を使うなら、健康でリフレッシュできるゴルフがいい。
連休の話に戻るが、私はもっぱら近場派。この期間に観光地などに出掛けると疲れが溜まって、連休明けに頑張れない。子供が小さい時期はやむ負えないが、もうその役目は終わった。今年の連休は、2日間は遊びに来た孫の相手。1日は前から計画していた池の底上げ。1日はアトリエの掃除と引越し。この2つは、終わりが分からないし、しっかり疲れるはずなので、こんな連休しか取り掛かれない。そういう点では、今回の連休、やりたいことがやれて比較的満足している。
もちろん、地元の水天宮祭りと、八女新茶祭りにもちゃんと出かけた。地元の皆さんが一生懸命準備した祭り。人の出が多ければ苦労も報われるものだ。連休で人が出掛け楽しむために、それぞれの観光地や祭りの裏方で頑張っている人々がいる。
そういえば、連休中にテレビで何度も皇居の一般参賀の放映をしていたが、遠方からわざわざ来ること。ただ、天皇一家が遠くから手を振るのを見るだけのために、何時間も並んで待つこと、それも整然と。これも外国人から見ると日本人独特の国民性と映るらしい。日本の当たり前は、世界の当たり前ではないのだ。
今日は、連休明け初日からスケジュールが詰まっている。6月まで暫くは続く(笑)そういえば、今日は金融関係や株式市場などは大変な1日だろう。ちょっとしたミスで不当たりなんちことにもなりかねない。そこも日本人、パニックにはならないと思うが。
地元では竹の葉がすっかり生え変わり、たけのこに栄養を取られ、黄色になっていた竹林が一面薄緑色になって、周りの緑が濃くなり始めた木々と相まって、緑の風景の中にも絶妙のハーモニーを見せている。これも1年で今だけの景色。観光地もイベントもいいが、身近にも楽しめるものがある。