鶴の一声

靏繁樹が日々考えたことや思いついたことを徒然とかきます

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616 福岡県知事選挙

      2019/03/27

 いよいよ、地方統一選挙が近づいて来た。
既に、あちこちで候補予定者の立候補声明のようなものが出始め、違反にならない形で広報も始まっている。自分についての紹介や方針、目標などは早く示して貰った方がいい。
 直前になって表明してもらっても、じっくり読む暇も無いし、選択する時間が足りない。

 地方選挙、つまり市町村議員や首長の選挙は、本人の資質が大事だが、どちらかと言えば、縁故姻戚の色が強くなる。
 そんな感じで選ばれると、期間中一言も発言が無かったとか、不祥事を起こすようなことも起きることになる。
 中には、4年間の議員の思い出は、海外視察旅行だけだったという人も。しかも慰安旅行と勘違いしている議員さんも(笑)
やっぱり、普段の言動をよく見極めて、自分たちの代議員は送り出すべきだろう。

推薦したくない人
 1 親の後を継いで、何も苦労しないで出ようとする人
 2 サラリーマンと勘違いして、地域の為でなく、自分の為に出ようとする人
 3 人が勧めるから、仕方なく出ると言う人
 4 退職して、やることがないから出ると言う人
 5 理屈っぽく、暗い人
推薦したい人
 1 苦労を経験し、人の痛みが分かる人
 2 私利私欲が無く、郷土愛があり、基本60歳未満の人
 3 経営力や企画立案力のある人
 4 前向きで明るい人で、ちゃんと家庭を守れる人
 5 障害があっても、思考力体力のある人

さて、我が福岡県知事選挙が可笑しな雰囲気になっている。
 現職知事が、続投の意思を表明していたし、県としては九州の中で唯一伸びている、不祥事も失態もない。そのまま行くのかと思っていたら、やはり政治の世界は闇。
 中央の権力者の意向に合わないと、すぐ刺客が送り込まれる。
自民党の県組織や、市町村の首長にも圧力がかかり、地元の現職指示勢力と2分した形で、その争いは、水面下では激しさを増しているようだ。
 現知事と共同歩調を取って来た、市町村の首長が、中央の顔色を窺って、自県の首長の支持を決めなければにらないところに、今の日本の中央集権制度の問題がある。
 
 どんなに中央から無理強いがあっても、地元の誇りもあるし、日本人ならではの義理人情や、浪花節、正義感がある。
 上辺だけは、中央優利と思われても、蓋を開けると想像以上の結果ということにもなりかねない。
 政治の世界で、偉くなると、何でも思うようになると、思うようになるのだろう。
奢る平家は何とかにならないように自戒して欲しいものだ。
 ただ、こういうことがあると、立候補者について、改めて、その人柄や実績、方針などを勉強する契機にはなるから、悪いばかりでもない。

 今回も、若返り若返りと言う割には、そう言っている人たちは、いつまでも居残っているのを、自分たちでは、気付かないのだろうか。

 - 信念, 政治経済, 社会

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