鶴の一声

靏繁樹が日々考えたことや思いついたことを徒然とかきます

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550 デザインと機能性

   

550話という祈念すべきブログなのに、題目は、それらしいが、書いている内容は、どうでもいい話。笑 

 以前から、普段にバサッと着るジャージとジャンパーの中間みたいな上着が欲しくて、紳士服のチェーン店や、スーパーなどの買い物のついでに、スポーツウェアや紳士物のコーナーを見てみるが、気に入るものが無い。
 私が欲しい条件は、まず皺が寄り難い素材で、カバンなどにも押し込めて、且つ、通気性が良く、軽いこと。一色で、あってもワンポイントくらいの柄で、ポケットは深めで、一番の条件は、内ポケットが着いていること。

 厚手のジャンパーやジャケットには、内ポケットが着いているが、スポーツ系、特にゴルフ用などには、柔軟性があって、着やすいけれど、これが付いていない。
 私は、よく海外に出かけるが、基本、街中や観光に出かけるとき、カバンを持ちたくないし下げたくもない。
 そんな時、内ポケット付きの軟らかめの薄手の上着がとても役立つ。
外ポケットは、スリなどに無防備だが、内ポケットは有効だ。
 財布と携帯を入れるポケットが内側にあると、スリもそうだが、落としにくい。
夏場は、ポケット代わりに、薄手のチョッキを着るが、春秋初夏初冬に共通で着れるのが、本当に重宝するのだ。

 ところが、これが、在りそうで、なかなか無い。
いいデザインで、軽そうで、生地もいい。気軽に着れて、内外、日夜使えそうだと思って見てみると、これが殆ど内ポケットがない。
 また、外側のポケットも、浅めのものが多く、物を落としやすい。
浅めだからと言って、ポケットに蓋やジッパーを付けたものは、手を入れにくい。上から入れる形のポケットは、もっと使いにくい。
 更に、両方付いているのは、もっと使いにくい。
デザインの行きつくところは、シンプル イズ ベスト なのだ。
 私のチョッキは、ベスト イズ シンプル なのだ。笑

デザインに凝り過ぎて、使う身になっていない服がよくある。
これが余計で、これさえなければ無ければ買うのにというのが、よくある。
 例えば、肩や袖、胸などに異色の線が入っていたり、服の上半分と下半分が別の色になっていたり、胸ポケットだけ色を付けたり。色を合わせるなら、中に着るシャツと上着の色でバランスを取った方がお洒落だ。
 中に着るシャツは、柄が入ったり色が多彩でもいいが、上着はシンプル。それが私の好きなお洒落だ。

 チャラチャラ飾りが付いていたり、いろんな柄が入っていたり、ヒラヒラが付いていたりするのが好きな人と、スキッとシンプルなものが好きな人がいる。
 特に、綺麗な人は、シンプルな服装が、より綺麗に見せる。
どうしても、ヒラヒラ、チャラチャラ付けたいのなら、消費者が選択できるように、その対極にあるシンプルな商品と、両方並べたら、両方のお客を取り込めると思うが。
 それは服だけではない、時計も、靴も、帽子も、カバンも。そういえば車も、全面がシンプルでいいと思っていると、後ろに余計な出っ張りや、飾りがつき過ぎて残念。
 どうも、日本のデザイナーは、そういうのが好きらしい。

 やはり、どうでもいい話だった。

 

 - 社会, 雑記

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