鶴の一声

靏繁樹が日々考えたことや思いついたことを徒然とかきます

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528 第三次世界戦争

   

 暑さ寒さも彼岸までと言う諺があるが、日中はまだまだ暑いものの、朝夕は、めっきり涼しくなってきた。ここ数日は、窓を開けて寝ていると、朝は寒いくらいになった。
 ああ、また朝起きるのが辛い冬が来る。

 今、新聞で、中国の軍事予算や訓練活動が物議を醸している。
アメリカを対戦国と想定した配備だとか、アメリカの友好国の日本などの基地を爆撃する訓練だとか。
 確かに、とても必要だと思えない軍事行動や、日本が反発すると分かっているちょっかいを中国は、今も続けているし、東南アジアや南シナ海の活動を見ると、経済だけでなく、チンギスカンのような、国土拡大思想をいまだに持っているのではないか。

 アメリカと中国は、民社主義と共産主義の、言わば相容れない国同士。以前はアメリカの想定敵国はロシアだったが、今は中国に代わった。
 元々、そうだったのに、トップがトランプさんと習さんになって、織田信長と徳川家康のような二人が、益々その対立の火に油を注いでいる。
 
 まさか、今の時代にそんな戦争が起きるなんて考えられないと、みんな思うだろうが、日本が戦争に突入したきっかけも、元はと言えば経済紛争。
 その経済戦争が過熱となり、引くに引けなくなった状態に、ヒットラーや東条英機のような強力なイケイケ人間がトップになった時、ありえないことか起きる可能性はゼロではない。
 まあ、昔みたいに、絶対君主はいないし、歯止めは効くと思うが、両国とも大統領や主席の権限は、日本とは比較にならないほど大きい。
 昔は、戦争も船や飛行機、戦車で、長くかかってやっていたが、今はボタン一つで惨事は起こる。

 どちらの国も、いや、日本だって言えることかもしれないが、今の我々のリーダーは危ない、好戦的だ、我らの代表にふさわしくないと思っても、その取り巻きが、保身優先で従順していれば、居座り続ける。だから、一強という形は危ない。

 - 政治経済, 社会

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