519 在住外国人
以前のブログで、今後、日本に住む外国人が急増するだろうことを書いたが、今朝の日経に載った記事で、改めて実感させられた。
市町村の外国人の比率の多いベストテンが表示されていたが、1位は、北海道の占冠村、2位が、大阪市の生野区、3位が群馬県の大泉町。
私は、私が会長を務めている、八女地区国際化推進協議会の挨拶で、いずれ、日本の労働人口も、5人に1人は外国人の時代が来ると述べたが、これらの地区は、既に住民自体が5人に1人の割合となっている。
ベストテンのいずれも、10人に1人以上。
地方だけでなく、大都会も入っており、全国で249万人の外国人が現在日本で暮らしている。
先日調べたところで、外国人労働者は130万人だったから、残りの120万人は恐らく留学生や、労働者の家族、少数だが外国の政府関係者なども含まれる。
外国人の数としては、上位から、大阪市、横浜市、名古屋市、神戸市となんとなく納得できる順位だ。因みに大阪市はダントツで13万人、横浜市は9万人。
何といっても、驚くのは、ここ1年間の増加割合。
これは、やはり人口の少ない地方都市が高くなるが、北海道夕張市、青森県平川市、鹿児島県南さつま市のベスト3は、何と1年で70%以上の増加率。
特に、20代が多いということは、やはり地方では、研修生の増加が著しいと言うことだろう。
これだけ、急速に増えると、いろんな問題も起きるだろうが、これは、避けられないことなのだから、起きる可能性のある問題を想定して、早めの準備や対策をしておく必要がある。
とにかく、相手の国のことを理解して、相手を理解して、日本のことも、日本人のことも理解してもらい、差別なく仲良く共生することが、結局は自分たちのためにも、日本のためにもなることなのだから。
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