パワハラ問題
現代2大ハラ、パワハラとセクハラ。どちらもハラハラ。
先日は、警察幹部が部下の女性に宴席でセクハラした事件が報じられていたが、今回はレスリング会のパワハラ事件。
我々の世代が、今盛んに報道されているパワハラ、セクハラの内容を見ると、正直半分程度は、こんなもん、と言う感じを受けてしまう。
確かに、異質なものもあるので、それは別として、特に運動系のクラブなどは、難しい。
例えば、教え子のことを思って手を上げたことが、相手の気持ち次第で、愛のムチが、パワハラになってしまう。
2つの間の大きな違いの原因は、教育環境と意思の疎通の違い。
我々の少年時代は、親や先生は絶対的な存在だった。そのように教育された。年上に対してもそうで、目上の人と呼ばれた時代。
実際よく叩かれたが、自分が悪いことは分かっていたし、全体を代表して叩かれることもあったが、当然のことと受け止めたし、親に言うこともなかった。
親に言ったら、更に叩かれる(笑)
よく、学生時代の友達が集まると、行きつくところ昔話になるのだが、必ず出てくるのが、悪さをした話と先生に叩かれた話。
私も、特に覚えているのは、中学校の時に教室で授業中に、恐らく友達と話しをしていたかふざけていて、クラス長でもあったことで見せしめ的に、教室の前から、一番後ろまで連続ビンタされたこと。それに高校時代の体育の時間に、これも我々が悪いのだが、往復ビンタで奥歯が吹っ飛んだこと。
それでも、今は学生時代のいい思い出として残っているし、叩かれた先生を、いい先生だったと思っている。褒められた思いでなど残っていないものだ。
セクハラも微妙だ。
例えば、会社で女の子のお尻を触ったとすれば、現代即セクハラだが、昔の女性は笑って、逆に男を叩いていたが、今でも、相手や状況によっては、そうなのかも知れない。
力関係で、嫌がる女性に対してそういう行為をするのは、間違いなくセクハラ。
それは、性犯罪の範疇と言っていいだろう。
男が、見たくもない身体を見せつけるとセクハラと言われるが、女性がきわどい服装や、きつい臭いの香水で闊歩するのはどうなんだろう。
私は歓迎するけど。
要するに、パワハラもセクハラも、当事者が、相手がどう受け取るかの判断力を持たない場合と、受ける方が、相手に好意を持っていない場合に該当する。
好意を持っていても、度を超して、相手が嫌悪感を感じた時は該当する。
酒が入ると、その判断力が落ちるので、くれぐれも気を付けよう。
酒飲んで手を出すなら、帰って自分の嫁さんに!!
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