大統領選２

　正直、予想外の結果になりそうだ。
勝敗が決まっていない州があるが、どうみてもトランプ氏の優勢は揺るがない。
　ほとんどの見方は、安定政権を選び、クリントンの勝利だった。
私も、トランプ氏の当選はないと思っていた。
　日本の民主党政権が生まれた時と同じで、期待票ではなく、批判票と言えるだろう。

　今だから言える手な分析だが、トランプ氏の勝因は、米国の貧富の差や就職難による不満は予想以上に大きいことと、予想以上にクリントン氏が嫌われていること。
　それに、恐らくだが、イギリスの国民投票と同じで、まさかトランプ氏が当選するとは思わない人々が、今の政権に批判するつもりで入れた反クリントン票、つまりトランプ票が、思わぬ結果を生んだ。

　日本は、株が暴落したりして、慌てているが、アメリカ保護的な態度は取るにしても、日米関係は重視すると思われる。
トランプ氏も、米国の労働者の不満を解消することは、簡単ではなく、変化が遅れれば、風当たりは強くなる。
　それも、日本の民主党政権の結末と一緒だ。
ただ、今までのような政治家ではない、叩き上げの実業家が大統領になって、政治がどう変わるかは興味もある。
　成功すれば、日本にとって成功事例にもなる。

トランプは博打だ!!!